
ぼっち─選択はあなたに─
第19章 優勝者 VS クロード【選択5】
『え~ここで皆さんにお知らせです! 本来なら今から決勝戦が行われるはずでした。しかしヤマモトゲンスケ選手が棄権したため、第2回バトルトーナメント優勝者はメキユ・ヨミギャク選手となります! メキユ選手、優勝おめでとうございま~す!』
「ええっ、そうなの?」
メキユの付き添いで医務室に来ていたレシピェールは、待合室でモニターを見て驚いた。
「あの侍……まさか優勝をメキユちゃんに譲ったのかしら」
レシピェールは一人呟く。
『そしてこのまま、メキユ選手には討伐隊のクロードと勝負をしてもらいます!』
「!」
モニターには銀髪に青色の瞳をしたクロードの顔が写る。
「あらやだ、イケメンじゃないの!」
レシピェールはモニターに釘付けになった。
「こんなイケメン、討伐隊にいたのね! ああん、どうしたらいいの? どっちを応援したらいいの?」
「もう、レシピェールさんってばイケメンに弱いんだから。そこはメキユちゃんを応援してくださいね?」
治療が終わったのか、白衣を着た女医が待合室に入ってきた。
「メキユちゃん、大丈夫かしら?」
「安心してください、前よりも回復が早いですよ」
それを聞いてレシピェールはホッとした。
「ええっ、そうなの?」
メキユの付き添いで医務室に来ていたレシピェールは、待合室でモニターを見て驚いた。
「あの侍……まさか優勝をメキユちゃんに譲ったのかしら」
レシピェールは一人呟く。
『そしてこのまま、メキユ選手には討伐隊のクロードと勝負をしてもらいます!』
「!」
モニターには銀髪に青色の瞳をしたクロードの顔が写る。
「あらやだ、イケメンじゃないの!」
レシピェールはモニターに釘付けになった。
「こんなイケメン、討伐隊にいたのね! ああん、どうしたらいいの? どっちを応援したらいいの?」
「もう、レシピェールさんってばイケメンに弱いんだから。そこはメキユちゃんを応援してくださいね?」
治療が終わったのか、白衣を着た女医が待合室に入ってきた。
「メキユちゃん、大丈夫かしら?」
「安心してください、前よりも回復が早いですよ」
それを聞いてレシピェールはホッとした。
