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ご褒美はキスで〜妖精お嬢様と執事達の禁断の日々っ♡〜

第1章 初めての💖

「…はあん…あんっ」

「そうです。お嬢様。良く出来ました…これで、朝のキス…エナジー送りは完了です」

久遠〜クオン〜がそう言って、優しい瞳であたしから離れて行きました。

「え…もう、ですか?」

あたしはちょっとだけ残念です。そんなあたしに久遠は笑います。

「おや?お嬢様は物足りないようですね…では特別に、大人のキスを差し上げましょうか」

不意に唇が塞がれて、その舌をペロリ。舐められました。しなやかな指先が、あたしの胸を軽く揉み込みます。

「ん…んん…っ♡」

舌はどんどん入って来て、体液が入ってきます。歯を、喉を、顎を、刺激してきます…。

「んん…っく、久遠…っ」

「失礼。苦しいですか?ですがお嬢様、息は口からでは無く、鼻でして大丈夫ですよ?」

はうん。笑われてしまいました…。モナ・マリクフォード。十五歳。あたし達、実はこう見えて。妖精の末裔です。

妖精は普段、男女間のキスや…その…えっちな事をする事で、ご飯の代わりになって居るのです。今執事の久遠とキスしていたのも、エナジーを送り合うタメ。

何ですが。

久遠と言い、この館のフットマン達は…その。お上手なんですっ♡

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