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ご褒美はキスで〜妖精お嬢様と執事達の禁断の日々っ♡〜

第1章 初めての💖

「え…」

久遠の手があたしの胸を軽く揉み出しました。

「ふふ。お嬢様は愛らしいですね…食べてしまいたい位ですよ…」

ペロリ。

久遠が舌を出して、あたしの頬を舐めました。

「…甘い…此れこそ、麗しの乙女…と言ったところでしょうか?世界から全ての男性を消せたら良い…そうすれば、お嬢様。貴女の瞳には私だけしか映らないでしょうね…」



え。ええええ!?

「く、久遠…さ…」

ふふふ。久遠が笑います。

「本当にお嬢様は愛らしい…今、アイスクリームをお持ちいたします。あーん、して差し上げましょう。今、お嬢様は具合が悪くていらっしゃるのですからね。とびきり優しくして差し上げますよ」

久遠が側を離れ掛けたので、あたしは慌ててその服をつん。掴みました。

「…行かないでください。一人は寂しいです」

イヤイヤ、をすると。久遠が戻って来てくれました。

「…大丈夫です。私はお嬢様のモノ…お嬢様は一人ではありませんよ」

「…本当ですか?」

潤む瞳で見上げると。

「約束します。そうですね。私ではなく、フットマンに頼めば良いのですね」

久遠が銀のベルを二回、リンリンと鳴らしました。

「…早く来なさい?其処にいるのは、知って居ますよ?」

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