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私の意地悪執事様

第3章 お風呂

「では、シャンプー致しましょう」

丁寧に頭を洗ってくれる。

何だか美容院みたいで気持ちいい。

落ち着かないけど…

「綺麗な髪ですね」

ポツリと呟いた。

「黒くてしなやかで」

改めて言われると照れくさい。

「…別に」

「ふっ、素直じゃないですね」


「では、体を洗いますよ」

肩を掴んで、ぐるっと柏木さんの方を向かされた。

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