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私の意地悪執事様

第3章 お風呂

「ほら、のぼせた」

ボーとしている私を湯船から引き上げた。

「ご気分は悪くありませんか?」

冷たい水をゆっくりかけながら聞かれる。

「…うん」

「強情を張るからですよ?」

ニヤリと笑う。

「ま、無事湯船から出られたことですから、洗いましょうか」

やっと意識がはっきりしてきた頃には私の体はバッチリ見られていた。

…手遅れ

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