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私の意地悪執事様

第4章 就寝

私の耳たぶを甘噛みしてきた。

「ひゃあん、何?」

「こうするとよく眠れますよ?」

首筋をねっとりと舐め上げる。

ゾクゾクとした快感に酔いしれる。

「そう、リラックスして?私に身を任せて下さい」

耳元で囁かれると、頭がボーッとしてくる。

「可愛いよ」

今まで彼は悪ふざけをしているのだと思っていた。でもたぶん違う。私に関わる時、彼の目はいつだって優しい。
甘えても良いって本当なのかな?

「ねぇ、頭を撫でて?」

「良いですよ」

優しく撫でてくれた。そのまま彼の手は私の頬に移動した。

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