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私の意地悪執事様

第5章 学校

柏木さんにこうして優しくしてもらうと何だか不思議な気持ちになる。

今まで強引で意地悪なことばかりして、大嫌いだったのに、本当は私のこと大切に思ってくれたんだもんね…

「ありがとう」

「お嬢様、私には素直になって下さいね」



その後、制服に着替えて、柏木さんに学校まで送ってもらった。

「お嬢様、行ってらっしゃいませ」

こうしていると柏木さんてほんとにイケメンだなぁ。

「行ってきます!」

元気良く教室に向かって駆け出した。

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