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私の意地悪執事様

第8章 初めての…

コクっと頷いて、ベッドに上がった。

柏木さんも乗ってきて、ベッドがギシッと鳴った。

「杏里、おいで」

腕を広げて私を見つめてくる。 迷わず胸に飛び込んで、強く抱きしめてもらう。

規則正しい彼の鼓動を聞いていたら、緊張が少しほぐれた。

胸に埋めていた顔を上げ、キスをねだる。

甘くて柔らかいキスに酔いしれていく。

「んん はぁん」

唇が離れると、ゆっくり体を押し倒した。

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