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私の意地悪執事様

第8章 初めての…

「ん?どうした? 俺の体に見惚れてた?」

悔しいけど図星だ。彼の体に触れたい。

「…触っても良い?」

「どうぞ」

そう言って彼は両手を広げた。

布団で体を隠しながら、そっと胸板に手を置いてみる。

「すごく鍛えてるのね」

「お忘れかもしれませんが、執事ですから」

そんな会話を交わしながら、二人で笑う。

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