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私の意地悪執事様

第8章 初めての…

「あ、あん、拓海さん、私もう無理…」

「ん… 良いよ。イッて」

「はあぁん…」

のけ反ってイッた。

「はぁ、俺も限界かも…」

ビクンっと身体を震わせて、拓海さんも達した。

熱くなった大きな手で私の額の汗を拭って、優しい眼差しの拓海さんに涙が溢れてきた。

「杏里!? どうしたの?嫌だった?」

「違うの! 拓海さんと1つになれて、私、彼女だって気がして嬉しくて…」

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