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私の意地悪執事様

第10章 私の意地悪旦那様

「杏里、俺達夫婦になるけど、今の感想は?」

「え? あまり実感ないなぁ。でも拓海さんが旦那様で嬉しい!」

「俺も。杏里じゃなかったら結婚したくない」


私はソファに、拓海さんはベッドに腰掛けて話す。


「杏里、こっちにおいで」

「? なぁに?」


ドサッ


ベッドに押し倒された。


「い、いきなり何?」

「お嫁さんになっても、杏里は俺の可愛いお嬢様だからね。 これからもたっぷり可愛いがってあげるよ? お嬢様」


ひ~ お手柔らかにお願いします~。


意地悪な執事は、旦那様となってこれからも翻弄されそうです。




終わり。

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