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sugar and salt

第1章 sugar and salt





そんなオレを見たからか
櫻井さんは次第に大胆になって
絶妙な舌使いでオレのを咥えて
動き始めた……

や、これ、やばいです……
こんなんずっとされたら
まぢですぐ出ちゃうからっ!って
離してもらおうと
櫻井さんの肩に手を伸ばすと

その手と同じくらいに
櫻井さんの口から開放される……
バスローブを豪快に脱ぎ捨て
咥えてた本人の方が切なげな顔をして
ベッドのサイドテーブルに置いてあった箱を
慌てて掴んだ


「だ、大丈夫?」

「ん、ごめ…お願い……入れさせて……」

はぃ?


箱からゴムを一つ出すと
ソッコー開けてオレの熱に装着した
キツそうな場所をオレの熱の上に充てて
腰を下ろし始めるから
ついその両腕を掴む


「え、いけんの?」

「う…うん、俺なら大丈夫だから
動かなくていいよ」

「…………分かった」


いや、ホントは全然分かんないけど
こんなの痛いんじゃないの?
眉間を寄せながら
ゆっくり息を吐いて
少しずつ櫻井さんが体重をかけると
ほんとにちょっとずつ中に埋まっていく……

中はめちゃくちゃキツイけど
すごく熱くてぬるぬるしてて
男の人の中ってこんなんなの?って
その気持ち良さに全身の肌が粟立ってきた


全部入った……って櫻井さんが小さく呟くと
少しづつ腰を揺らして
その度に甘い息が漏れ聞こえてくる


なにこれ、もう反則じゃない……?
女みたいに胸もないし身体も筋肉質で
硬くて全然フワフワもしてないのに
想像以上に気持ち良くて
目の前の光景にちゃんと興奮してる……
そんな自分がいることに
信じられないって正反対の感情もあるけど

ただオレの上で気持ち良さげに揺れる
綺麗なオトコの人に完全に心を奪われた




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