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sugar and salt

第1章 sugar and salt





ふと気が付くと
櫻井さんの手が自分のを握ってて
それがガッツリ硬く勃ってることに
また身体中の血が熱くなる

触りたい……思うより先に手が出てて
それに触れると
オレの手に気がついた櫻井さんが
嬉しそうに微笑む
オレの手と熱を一緒に掴むと
中がキュッと締まって
……もしかして
オレの手が気持ちいいのかな……
なんて自惚れてしまう


段々、手も腰も動きが早くなってきて
つい、オレも下から突き上げてしまい
櫻井さんがオレの動きに合わせると
甘い息を吐いて
オレの腹に白濁が散った

震える身体がオレの上にゆっくり重なるから
そのまま呼吸が整うまで抱きしめると
ますますこの胸にある感情は
恋愛のそれと同じだと確信してしまう


この人の中に出したい……
そう思う気持ちが止まらなくなって
櫻井さんの呼吸が落ち着くと
身体を入れ替えて下にした


「オレも動いていい?ですか…?」

「ふふ…敬語なんか使わなくていいよ
ん、相葉くんを先に
イかせてあげたかったのに
俺の方が先で、ほんと申し訳ない……」


そんな可愛いことを言う人に
小さく頭を振ると
その唇にキスをして動き始めた……

櫻井さんが上にいる時は気付かなかったけど
この結合してるとこ…
やけにグチュグチュとヤラシイ音がして
……なんか塗ってあったのかな……
これが準備ってやつ……?

なんて思いながらも
目の前の下にいる人からは
また揺れる度に甘い息が洩れ出してて
この人も気持ちよくなってくれてるのかな……
って乱れた髪を耳にかけて
白く浮かび上がる首筋を舐めた

あ、やば……
また締まった……
なにか刺激を与える度にキュって締まるから
女の人よりわかりやすい、かも……

逝ったばっかりの櫻井さんの身体は
体温も上がってて
中もさっきより溶けてるみたいに熱い…
マジで余裕も無くなって
快感のままに腰を打ちつけると
内側が痙攣を始めて
それに触発されるように吐き出した





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