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妄想の世界

第10章 クリーム

ブツブツ言いながらも髪を梳く翔くんの指が

擽ったいけど気持ちいい

「はいできた」

「あんがと、翔くんいい匂いする」

「えっ?智くんと一緒の匂いでしょ」

「ん〜違う…甘い匂いする〜」

「ボディクリームかな…
乾燥するからいつも塗ってるけど
最近変えたんだよ」

んふっいい事思いついた〜

「翔くんちゃんと全身塗った?」

「んっ?塗ったよ〜」

「だめ!翔くん体硬いんだから
背中届いてないでしょ!」

「ゔぅ〜だって〜届く範囲は塗ったもん」

「俺が塗っちゃる、かして」

「ありがと、じゃあお願いします」

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