無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

大きな画材屋さんを見つけて

目をきらきらさせて

ちょっとだけ見ていいって聞かれたら

拒否なんて出来ない

そばにあった手芸屋さんにも立ち寄って

今迄触ったこともない手芸用品を

嬉しそうに手に取るあなたは

おもちゃ売り場にきた子供のよう

「智くんそれ何作るの？」

「んっ？こっちの粘土はフィギュア作る
こっちの紐は今日の夜翔くん縛るため〜」

いたずらっ子のような顔で俺をからかう

組み紐の本も買ってたの知ってるよ

馬鹿じゃないのってデコピンする