テキストサイズ

妄想の世界

第39章 秘密?

「おやすみ翔くん」

俺からもチュッと軽くキスをする

「ん…おやすみ…さとしくん」

また少し哀しそうな顔をして目を瞑ってしまった

なんだろ…仕事で何か辛い事でもあったのかな

ニュースの番組してたら

楽しい話題ばかりじゃ無いだろうし

でもなぁ…

俺にはあまり難しいニュースはわからないから…

話を聞いてあげることはできるけど

きっと翔くんの事だから…

そんな辛い事を俺には言わないようにするし

一度余りにも辛そうな時に聞いたら

「智くんは知らないでいて…
あなたは優しすぎるから」

なんてさ…翔くんだって優しすぎるから

そんなに辛そうなのに…全部自分一人で抱えて

そんな翔くんは好きだけど…見てて辛いんだよ

だからさ…待っててね

俺…頑張って良いもの作るからさ

そしたら…少しだけでも癒やされてくれる?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ