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「…バカなのは智くんじゃん…夫婦って…」

「だってそうだろ？
こんなに長く一緒に住んでるし
ファンだって夫婦って認めてくれてるし」

「なっ…それは…ファンのお巫山戯でしょ」

「いいじゃん別にそれでもさぁ
少なくてもそう見えてるって人もいるって事だろ？」

「そう…だけど…」

「なっ？だからこれでいいの
今だって殆ど一緒の部屋に居るんだし
寝るのだって一緒になんだから問題無いだろ？」

「そう…なのかな…でも智くん…
アトリエは？ここじゃ流石に狭いし
寝るとき絵の具の匂いは…ちょっと…」

「それは大丈夫！アトリエは庭に別で作る
あいつらに同じ家にあったら
匂いが付くって拒否られたからな」

「そんな…俺は別に大丈夫なのにな」

「ん…あんがと翔くん
でもそれは翔くんが俺と長く一緒に住んで
慣れたからだろ？
最初はちょっと気にしてたのバレてるぞ」