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なんだよ…勝てるじゃん…

「あのね智くん…あなたが家の話始めたんでしょ
ちゃんと聞いて下さいっ！」

「ん…ごめん…なに？」

そういえばと思い出してちゃんと座り直す

「あのね…やっぱり楽しそうだけど
住むとなると仕事もあるし
現実的では無いって思うわけよ」

「ん…やっぱ…無理…か…」

俺だって現実的じゃないのくらい

わかってたけどさ…言葉にされたら…落ち込むな…

「だからね…住むっていうより…
別荘って考えは…だめ…かな…」

えっ？そんな事…思いつかなかった…

みんなで住んだら楽しいだろうなって

考えてたから…別荘…か…