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公開自慰

第3章 発覚

 
恥華がいつも通りに学校へ行くと、何やらクラスの気持ち悪い男子にニヤニヤと笑われている。
 
「恥華、あいつに笑われてるよ?何かあった?」
 
友達の魅姫(ミキ)に言われる。
 
「えっ?……わかんない」
 
あいつというのはもちろん、さっきからニヤニヤしながらジロジロと恥華を見る太った気持ち悪い男子、奔恥(ポンチ)のことである。
 
奔恥はクラスの中で一番のブサメンでデブで気色の悪い男子で、いつもモテない男子とつるんでいる。
 
類は友を呼ぶとはこのことか。
 
「あのさ……こっち見ないで」
 
恥華は奔恥に言った。
 
奔恥はニヤニヤしながらそっぽを向く。
 
本当に気色悪いと恥華は思った。
 

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