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放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)

第6章 初夏の体操着

掠れるような声でお願いしたら、すぐだった。



「……可愛すぎんだろ。色葉」


濡れきったそこに固いものが当たって圧力がかかる。


――ジュプ。


いとも簡単に彼をのみ込んだ時。


「……はぁー……っ」



澄くんが熱く息を吐き、苦しそうに顔をゆがめる瞬間、胸がじわっとあつくなる。



もっと、感じてほしいの。


ぐちゅっ、ぐちゅっ。と、二人が出すいやらしい音とともに。


「あぁんっ……あぁーっ! あん……っ!」


あたしだけじゃなくて、澄くんも、もっと。


向かい合って体を密着させて奥を突かれる。


肌の当たる音がパンパンと響いていやらしい。


快感に背筋が反り返って、胸をおしつけながら。


まだ駄目だって、我慢したかったのに。


「あんっ、だめ……もう、きもちくて……あたし……っ」


「いいよ……、はぁ……っ、イって!」


じゅぽじゅぽと出し挿れする音が激しくなって、快感が膨れ上がって


「……っ、あぁぁーんっ」


ビクンと跳ねるカラダを澄くんの両腕が強く抱きしめて、


繋がってるところが、ぎゅうぎゅうと澄くんのモノを締め付ける。



「……あぁ……っやば……、ごめ、イク……っ」


「あっ、ぁっ、あぁんっ!」


激しく腰を振られて、快感なんてものじゃなかった。



ビクンビクンと波を打つ感覚があたしのナカに響いて。



脱力した体で、いまも抜くことなく、ただ抱きしめている。



ぴくん、ぴく、と澄くんのがたまに動いて。


「あ……抜けそ」


そう言ってそっと蜜口から自身を抜き取った。


ゴムを処理してからも、あたしたちはずっと汗をかいた裸で抱きしめあったまま。



どこを舐めていたかなんてもうどうでもよくて、あたしは寄せられた唇に、求めるように唇を重ねた。



――チュ。チュパ……。


授業終了のチャイムが鳴るまで、熱い吐息を乱しながら、数えきれないくらいキスをした。

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