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大きな桜の木の下で

第27章 思い出

智「うん
とりあえず弟子にすればって言ったの
中卒の心配なら定時制でも通信でも
高卒の資格なら取れるでしょ」

雅「あ〜っ!だからか〜
急に爺ちゃんが賛成したの
でも高校も行くって条件ついたんだよ」

智「ごめん
勉強しないために仕事するなんて
思ってなかったから…
余計な事いったよね」

雅「あの頃は確かになんでだよって思ってた
けど今は行って良かったって思ってるから
気にしないでいいよ」

智「そっか?ならいいんだけど」

翔「そうだったんだ…
あれ?でもそれなら私じゃなくて
智くんのが助けてますよね?」

雅「うん、智ちゃんにも感謝してる
でも翔ちゃんにも感謝してるよ」

翔「えっ?なんで?」

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