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大きな桜の木の下で

第49章 翔子の誕生日

「翔ちゃん着いたよ」

「あっ…ごめんね…また寝ちゃった…」

「ん?いいよ
それだけ俺の運転に安心してくれてるんでしょ?」

翔ちゃんは俺とドライブすると近場は起きてて

俺と会話したり音楽聞いて

一緒に歌ったりって楽しんでるんだけど

長距離になるとつい寝ちゃうのが申し訳ないみたい

俺は安心したように眠る翔ちゃんを横目で見ながら

安全運転しなきゃって気持ちが

更に強くなるんだけどね

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