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大きな桜の木の下で

第52章 ホワイトデー

そのままコテンと俺の脚に頭を凭れさせ

色を付け始めた絵を

わくわくしながら見てるのが伝わる

時折翔ちゃんの髪を撫でながら仕上げる

いつもなら一人の方が集中出来るのに

不思議と翔ちゃんは気にならない

むしろ側にいてくれたり

気配を感じた方が捗る

「うん…こんなもんかな…どう?」

自分では満足な仕上がり

一応翔ちゃんの確認を取ろうと見れば

えっ⁉

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