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大きな桜の木の下で

第53章 パーティー

智「翔ちゃんどうした?顔赤いよ
疲れて熱でも出てきたんじゃない」

心配になって額に手をあてれば

翔「あっ…大丈夫だよ
なんか…奥様って言われたから…
ちょっと恥ずかしいけど嬉しくて」

智「えっ?
会場でも挨拶の時呼ばれてたでしょ?」

翔「そうだけど…智くん会社の人…
しかもこんなに凄い秘書の方に
智くんの妻って認めて貰って嬉しいの」

東「何を仰るんですか
皆素晴らしい奥様に来て頂いたと
社員一同思っております
少なくとも私達秘書課は奥様のお陰で
社長も仕事にやる気が出てきて感謝してますよ」

翔「そんな…私なんか…」

智「翔ちゃん!私なんかじゃない!
翔子がいるから俺は仕事頑張れるの
それにこれからもこんなパーティーとか
いろいろ有ると思うから俺を助けてよ」

東「そうですよ奥様
これからもよろしくお願いします」

翔「二人とも有難う
私で出来る事ならなんでもするから
遠慮なく言ってね」

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