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大きな桜の木の下で

第55章 重圧

抱きしめたらふるふると首を振る

「んっ?もう痛く無いの?」

こくんと頷くから少し安心したけど

一応熱も計りながらそのまま抱きしめた

「さと…いなかった…」

あっ…側に居るよって言ったのに…

「ごめんね…秘書に電話してた」

ふっと俺から離れ

「ごめんなさい…智くん…仕事…」

「大丈夫だよ今日は休み」

抱きしめ返して言えばなんでって顔

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