テキストサイズ

大きな桜の木の下で

第69章 そろそろ

「あの…ちがうの…これは…
たまたま目について…
懐かしいなって…つい…」

準備を終えた翔ちゃんが

必死に誤魔化そうとする

あまりの可愛さにギュッと抱き寄せた

「明日記念日だもんね
俺も見たいからご飯食べたら一緒に見よ」

うんと頷く顎を持ち上げチュッとキスした

「もう…冷めちゃうから食べよ」

照れてトンっと俺の胸を叩き

ご飯の準備に戻っちゃった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ