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大きな桜の木の下で

第69章 そろそろ

暫くの間スマホで妊婦の情報を見たり

翔ちゃんの頭を撫でて寝顔を見たり

ゆったり流れる時間を愉しんでいた

ふとお腹が気になって軽く触った

翔「んっ…智くん…私…寝てた?」

無意識だろうけど

自然とお腹を護ってるのかな

智「うん少しだけね
まだ眠かったら寝てていいよ」

翔「うぅうんもう眠くない
けど…もう少しこのままでいい?」

そんなのいいに決まってる

いいよって頬にキスをして言えば

翔「もう…マヨさんいるから…」

ありゃりゃ…照れて起き上がっちゃった

横にピッタリとくっついて腰を抱き寄せる

もうっ…て少し抗議するけど

頭をちょこんと肩に乗せてくれた

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