スノストによる友情短編
第10章 俺だけ見て〜あべさく〜
佐久間は、カウンセリングに自分一人で行けるようになって、、俺は仕事の方にも少しずつだけど戻った。
前は、先生や看護師さんにバレないようにリストカットしてた。
でも、最近は病室の中でもリストカットをしなくなった。
少しずつだけど、元の佐久間に戻ってる。
今日は、佐久間ではなく、、俺たちグループのメンバー8人がカウンセリングを受ける。
カウンセリングの人は、1人ずつ話してそれを聞きながら今後の佐久間に対することを学んだ。
そして、、
「、、佐久間さんは、もう退院してもいいでしょう^_^よくがんばりました。」
阿部「そうですか!ありがとうございます^_^」
佐久間「俺、退院できるのぉ?笑」
入院生活1ヶ月。長かった、、
「でも、週に一回、カウンセリングに来てください。わかりましたか?」
佐久間「はい。わかりました。」
退院当日、、俺は佐久間を迎えに行き、、
そのまま俺たちが暮らす家に帰った。
佐久間「、、俺、ここで、、」
佐久間は、お風呂場を見つめながら思い出していた。
佐久間「、、阿部ちゃん、怖かったよね、、俺も想像しただけで、怖いもん、、」
阿部「怖くはなかったな、あの時必死だったし、、焦った。佐久間死んじゃった、?って笑笑」
佐久間「阿部ちゃんがすぐに駆けつけてくれたんだもんね、、だから今も俺は生きてる」
阿部「うん。あと、ジェシーにもお礼言わないとダメだよ?」
佐久間「うん^_^あとでジュース奢るわ笑笑」
いつもの佐久間。
これからもずっと佐久間は佐久間でいてね?
end