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スノストによる友情短編

第11章 運命って信じる?〜あべさく〜



、、、みんなは、運命って信じる?


佐久間「、、行ってきまーすっ。」

「はーい。いってらっしゃい。今日は大我くんとご飯食べてあげてね。」

佐久間「りょーかい。」

俺は、佐久間大介。高2。
家から約1時間半かけて、通学してる。

今日は、大我とご飯か。
大我は俺の従兄弟。今日は、親同士でプチ旅行みたいなのに行くみたいで、大我と俺の弟の面倒を見なければいけない。

大我「、、にいちゃん、来ないかなぁ、笑」

俺には二つ上のお兄ちゃんがいるけど、今は大学生で一人暮らし。だから、1番上の俺が面倒を見る。

駅まで、自転車に乗り、そこから電車で二回も乗り換え。

正直言って退屈だ。
でも、、ふと顔を上げ周りを見渡すと、、

佐久間「、、あっ、、」

やっぱりいた。
電車のドアにもたれかかって本を読む君、、
名前も知らない。でも、俺と同じ高校の制服。

だけど、ずっと気になってた。
どんな声してるのか、どんな性格なのか、、
興味がある。

でも、、勇気が出ない。
いつもの俺なら考えるよりも行動してたんだけどね、、なぜか出来ない。

、、たぶん本気で名前を知らない君のことが好きなんだと思う。

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