スノストによる友情短編
第12章 見つけた先〜あべさく〜
佐久間「、、もうっ、阿部ちゃんなんて知らない!!」
阿部「あっそ。俺もお前のことなんかどうでもいい!!」
俺と阿部ちゃんは、、仲のいい友達だった。
幼稚園から高校までずっと一緒。
でも、、高3のとき些細なことで喧嘩をして、、そのまま話さないまま卒業を迎えた。
大学も、お互い違うところに進学したから全く会わなくなった。
大学で、もちろん勉強にも励みそれなりに恋愛して友達と馬鹿騒ぎをして、、
阿部ちゃんのことはもう一切思い出さなかった。
佐久間「、、うわぁ、やべっ、」
大学も無事に卒業し、今日から新社会人として新しい環境でやっていかなければならない。
佐久間「ふぅ、間に合ったぁ、、」
入社式になんとか間に合い、、出席した。
そして、、最初は研修するため研修室に集められ、同期になる人たちと共にドキドキとワクワクを感じていた。
研修といっても各部署を周り、、そこから希望や推薦で場所が決まる。
俺は俺で希望する部署もあったから、研修に参加し、励んだ。
俺の同期になる人たちは、100人以上。
まさかあいつがいるなんて思わなかったんだ。
?「、、おまえっ、、」
佐久間「、、え、?、、あっ、、なんでっ、!」
今日から新しく始まる部署でまさかのあいつと再会。
「、、おーい、阿部ー。佐久間ー。早くこっちこーい。」
佐久間「はいっ、すみませんっ!!、、とりあえずまた後で。」
阿部「、、、」