スノストによる友情短編
第12章 見つけた先〜あべさく〜
力があまり入らなかったけど、あるだけの力を出して頭を下げた。
佐久間「、、ごめんっ、泣」
やっぱり、辛かった。
だって、大好きな幼なじみと喧嘩したまま卒業して、、ずっと片隅にありながら過ごしてきたから。
阿部「、、佐久間。」
名前を呼ばれ頭を上げると、、
阿部「、、えいっ!(パチンっ)」
阿部ちゃんは、仕返しとばかりに俺にデコピンをやってきた。
佐久間「、、っ、いったぁ、、!!」
阿部「、、ふふ^_^仕返しだ。」
佐久間「、、痛いよぉ、、」
阿部「、、佐久間、、俺こそごめん。ずるずると、、根に持って、、」
佐久間「んん、、」
阿部「本当のこと言うとね?同じ会社で同じ配属先が嬉しかった。また同じ時間過ごせるんだなって、、素直になれなくてごめん。」
佐久間「そんなことないよ。俺もそうだから。変に対抗心を持っちゃってた。」
阿部「俺さ、、やっぱりお前がいないとダメだわ笑笑」
佐久間「ふふ^_^おれもっ!」
俺は阿部ちゃんに抱きついた。
時間かかっちゃったけど仲直りできて本当によかった。
阿部「、、はぁ、、なんかどっと疲れたわ、、ねみぃ、、」
佐久間「ふふ^_^昼寝する?」
阿部「うん、そーだね。今日は、早く帰らせてもらったし、、」