スノストによる友情短編
第13章 ニコイチ
俺たちは、友達とかそんな常識的な関係じゃない。
佐久間「おはよー!」
いつも通り、明るく元気に挨拶すると、、
メンバーは、うるさいやつが来たぞーとか一緒になってテンションあげてくるとかだけど、、
阿部「、、おはよ^_^」
佐久間「おはよー阿部ちゃん^_^」
阿部ちゃんは、冷静に優しく挨拶してくれる。
もう慣れてるのかな、笑笑
阿部「佐久間っ!」
佐久間「んー?」
阿部「頭にゴミがついてる。」
阿部ちゃんは、俺のことよく見てくれる。
ほら。だって頭の上に乗ってたホコリを取ってくれたもん。
佐久間「ふふ^_^俺より背が高いから見つけやすいんだね笑」
阿部「まぁね笑」
メンバーが増えても、俺たちはシンメとして雑誌の撮影とか仕事が多い。
決して恋人同士とかそんなんじゃないけど。
離れたら嫌って思うのは、阿部ちゃんだけ。
仕事で失敗しても、、
佐久間「、、、」
阿部「佐久間、?」
佐久間「んー?なーに?」
阿部「、、落ち込むことないよ。佐久間は頑張ったよ。」
1番近くで1番気づいてくれる。
阿部ちゃんは、本当に俺にとって欠かせない人。
なのに、、、
佐久間「、、んだよっ!!俺、阿部ちゃんならわかってくれると思ってたのにっ!!」
阿部「はぁ?それは、そっちの都合だろ!」
佐久間「ふざけんなよっ!!」
掴み合いの喧嘩をしてしまった。
年齢的には俺が一個上だから、年下に対して喧嘩持ちかけるというのはあまりよろしくないけど、もう長年の付き合いだから。