スノストによる友情短編
第14章 6本の糸。
佐久間side
佐久間「、、しょーた!りょーた!!まってぇ!」
渡辺「もー、おそいよ!」
宮舘「ふふ^_^、大介、ゆっくりおいで^_^」
佐久間「うん!たつやもりょうへいも早く早くっ!」
深澤「わかってるって!」
阿部「ちょっとまって、、ちゃんとくつ履くっ」
岩本「りょうへい、あせらなくていいよ、?」
俺たちは生まれたときからずっと一緒。
誕生日は違うけど、生まれた病院も一緒。
同じ地域で、同じ幼稚園で、、いつも一緒に遊んでいた大切な幼なじみ。
でも、、
佐久間「、、グスっ、泣」
「大介、ちゃんとみんなにバイバイしないと。」
佐久間「やーだぁ、泣」
5歳になってすぐ、俺は父さんの転勤で街から離れることになった。
阿部「だいすけっ、泣」
岩本「行かないでっ、泣」
渡辺「、、グスッ泣」
宮舘「しょーた、バイバイしよ、?」
深澤「、、、」
みんな、泣いていたと覚えてる。
ずっと離れないって約束したのに。離れないもんだと思ってたけど、、現実はそうしてくれなかった。
俺は泣きながら、みんなとお別れして新しい生活をスタートした。
でも、定期的にお手紙書いて送りあったり、写真を撮って今何をしてるのかという情報交換みたいなことしてたから、俺の居場所は残されてるって思って、、最後にみんな口揃えて言ってた
『必ずまた会おう』
その言葉を信じてたから、寂しくなかった。