スノストによる友情短編
第16章 頼れる人。
阿部「、、う、、気持ち悪いぃ、、」
朝目が覚めると、今までに感じたことのない気持ち悪さを感じ、頭痛が酷かった。
でも、仕事に穴を開けるわけにはいかない。
俺は無理やり身体を起こし、準備してレッスンへ向かった。
阿部「、、おはよー。」
いつも通りに挨拶し、いつも通り平気な顔をしてたけど、内心頭は痛いし、、気持ち悪かった。
?「、、ちゃん、、あ、べちゃん、阿部ちゃん!!」
佐久間に名前を呼ばれてるのに気づかないぐらいぼーっとしてた俺。
阿部「、、あ、ごめんごめん^_^」
佐久間「おいおい、大丈夫かぁ?」
阿部「うん、大丈夫^_^練習始める?」
佐久間「うん、、」
俺はいつも通りに接した。
でも思うように体は動かない。
岩本「、、じゃあもう一回行くよ。」
ひかるを筆頭に、振付を仕上げていく。
すぐ、息が上がり、、所々止まってしまった。
佐久間「、、よし。みんな休憩しよ!暑いし、水分補給は大切!^_^」
そんな俺をみて、佐久間は休憩時間を作ってくれた。
阿部「、、ごめっ、、俺トイレっ、、」
俺はフラフラになりながらトイレに駆け込んだ。
吐き気が止まらず、、さっきより酷くなっていた自分に嫌気が差した。
阿部「ハァハァ、、なんで、いつもこうなんだろっ、、」
体調管理が出来てない自分が本当にムカついた。
阿部「、、うっ、、」
ずっとトイレに篭っていると、、遠くから聞こえるメンバーの声、、
俺は気づかれないように静かにした。
?「佐久間くん、おもろいわ〜^_^」
佐久間「ふふ^_^、、あっ、先戻ってて^_^こーじ。」
向井「ん、わかったぁ^_^」
佐久間とこーじがいたのか、、
え、、先に戻っててってことは、、
佐久間「、、阿部ちゃん。」
阿部「、、さくまっ、?」
佐久間「ここ、開けて?誰もいないから。俺しかいないから。」
阿部「大丈夫大丈夫。さくま、戻ってて、、」
佐久間「大丈夫じゃないだろ。いいから!開けて?」