スノストによる友情短編
第1章 兄弟〜ストver.〜
この家は訳ありだ。
「、、大我、今日からこのお家があなたの帰る場所よ。」
大我「、、ここ、?」
「そうよ。」
大我「怖いよ、、泣」
「大丈夫よ。あなたのほかに、兄弟がいるの。楽しく過ごせると思うわ^_^あなたはもう我慢なんて必要ないのよ。」
大我「、、、」
俺がまだ、7歳の頃。
この家に養子として入った。
俺の本当の両親は、俺を産んだあと交通事故で亡くなった。
祖父母も年齢的に俺を育てるのが難しく施設に預けられた。
だから、本当の愛を知らない。
家族の温もりも知らない。
不安だった。
施設でお母さん的な存在だった人がチャイム押すと、、、
ガチャ、、、
?「、、ねぇ、君が僕の弟の大我くん?」
大我「え、、あ、、」
「あなたは、、優吾くん、かしら?」
優吾「うん!、、お母さーん!大我くん来たよ!」
俺は、怖くて未だその人の後ろから離れることができなかった。
すると、奥から、、
「、、、ふふ^_^大我、おかえりなさい。」
、、え、?
「もうあなたは私の息子よ。怖がらなくていいの。」
俺はその一言で、怖い気持ちがなくなった。
施設の人と離れ、、恐る恐る手を差し伸べると
お母さんとなる人は、優しく手を握り合わせてくれた。