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スノストによる友情短編

第31章 怖いものなんてない


世の中の人は、それぞれ一つぐらい苦手、怖いものがある。

何もないっていう人はなかなかいない。

「、、佐久間くんは怖いものなんてないでしょ笑笑」

「すべて完璧にできるイメージだな、、」

仕事の取材の時によく言われる。
俺は、怖いものなんてない。

、、、それは間違ってるんだ。

みんなは表面だけ見てそう判断してる。
メンバーもその中の1人に入るんだ。

切り込み隊長として、怖いもの知らずって感じに装ってる。

「佐久間さんは、苦手なものとかありますか?ないイメージなんですけど笑笑」

佐久間「俺、ありますよ笑笑苦手なものは、コーヒーとか苦い飲み物。あとは。味がないものとか。笑笑」

「へぇー笑笑そうなんですね笑笑」

取材でいつもこう答えてるけど、、俺には誰にも知られてない、言えない、、弱点があった。

それは、、、

ピカッ!

佐久間「、、っ、、!」

ゴロゴロゴロ、、

佐久間「、、っ、泣」

俺は雷が苦手だった。
苦手になったのは、小さい頃に起きたトラウマ。
それは、メンバーにも、、俺の恋人阿部ちゃんにも伝えてない。

今日は、生憎阿部ちゃんと一緒に居ない。まぁ、居ない方が良かったんじゃないかな。こんな姿見せなくて済むから。

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