テキストサイズ

スノストによる友情短編

第9章 愛して〜あべさく〜


佐久間side

最近、阿部ちゃんが冷たい。

佐久間「、、りょーへーいっ!」

阿部「、、、」

佐久間「ねーねー。亮平聞いてる?」

阿部「、あっち行って。」

こんな感じで、冷たくされる。

これは、倦怠期っていうのかな。
付き合いたての時は、倦怠期なんてこないと思ってたけど、、来てしまうんだな、、

付き合いはじめたのは、5年前。
その前からもずっと同じアイドルグループでメンバーとして付き合いだったから、もうそれを含めると15年ぐらいの付き合い。

佐久間「、、ご飯は?たべ、、「いらない。」

食い気味で、返事してくる。

佐久間「わかった、、」

阿部「邪魔だからあっち行って。」

阿部ちゃんの部屋から出ると同時に涙が溢れ出してきた。でも、こんな顔は見せないし、見せたくない。

いつだって俺は、明るく元気な佐久間大介でいるから。


佐久間「はぁ、、、」

もう阿部ちゃんの家に行くのやめよっかな、、
最近来てもこんな感じだし、、


次の日は、グループの仕事。
ありがたいことに、デビューしてから仕事がたくさん。
阿部ちゃんも、仕事の時は、、

阿部「そこ違う!佐久間っ!」

佐久間「えぇ、?どこどこぉ?笑笑」

阿部「こっちの漢字笑笑」

いつもの漢字の間違いを笑って指摘する。
俺もわかってるけど、わざと間違えてネタとしてやってる。
あと、、阿部ちゃんと話すきっかけにもなるから。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ