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❇️片暉の残照❇️

第9章 城下町と嫉妬の炎


遠巻きでビクビクしながらサンドラ様の事を見ていた私は、その場から離れた方がいいと思い所長室から出ようとした。


「おい――――研究員の女どこへ行く」


しかし、部屋から出ようとした私をサンドラ様が引き留める!


「あっ、え――――…いや…お邪魔かと…」


「は?つ~か、なんだ…その身なりは――――今日は下着じゃないのか?」



「――――へ?」



////キャァァァァァァァ!!!!!



私はあの時の、下着姿でサンドラ様に見つかったことを思いだし赤面とともに固まってしまった!?



「ちょっ…サンドラ様 …何を言っているんですか?下着姿って……彼女がそのようなお姿でいるわけがないでしょ?」



固まる私にシュン様が慌てたようにフォローしてくださった!


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