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❇️片暉の残照❇️

第9章 城下町と嫉妬の炎


周りのニコルもキロも――――その事は知らない!だからか、不思議そうな顔で私を見る。


「///やっ、あ――――…いや……な、何を言っているのですか!?理解できません!!!」


私は慌ててその場を離れると!ザジのいる研究員室に走って逃げた!






――――――――…








「――――は?なんだ…あの研究員――――…おかしなヤツだなぁ……フフフ、つ~か、顔に傷は残らなかったんだな……」


「サンドラ様――――彼女と会ったことがありましたか?」



シュンが不思議そうにサンドラに聞くと、「ちょっとな」と、素っ気なく返事をする。



「サンドラ様、今日はどのようなご用ですか?植物園のことでしたら――――…冬の寒さに強い植物を中心に植え替えましたので…春まで楽しめると思いますが?」


リンデル所長が王族御用達の植物園の景観図を見ながら説明するも――――…、サンドラの気は慌てて出ていったテイスに向いていた。


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