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❇️片暉の残照❇️

第12章 お茶会と緊張の挨拶


朝食が運ばれて――――、キロから今日の予定を聞く。


3日前から、王宮の客室邸には遠くの領地にいる王族や高位貴族たちが、晩餐会に参加するために続々と入室し始めていた。


遠くから新年の挨拶を王様にするため沢山の使用人を引き連れ訪れる貴族もいて、客室邸のある東の館は賑やかになっていた。


「朝食が終わったら――――…、10時からお茶会が入っております…テイス様には是非とも参加して欲しいと…ロミ様からお誘いがございました」


「えっ///ロミ様から?――――な…なんか…晩餐会の前に緊張する…」


今から緊張で朝食が喉を通らない…。


「大丈夫ですよ――――…メルト様も出席されるみたいですから!」


「お兄様も!?――――それなら少しは安心です!」




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