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「こんなに沢山いるなら…お茶をいただいたら挨拶をして部屋に戻りますね？」


「ああ――――…出入りは自由だから晩餐会の準備もあるだろうし早めに部屋にお戻り」


ロミ様はそう言うとメインテーブルへと戻った。


「お兄様――――…こんなに…今日の晩餐会に参加するのですか？」


「まぁ、ここに招待したのは一部の王族や貴族の子供だ…

晩餐会は爵位者が集まるから倍以上になるかもな…王宮の大広間が開放されるから…圧巻だぞ！」


その話を聞き私は更に顔が青ざめる――――…


「大丈夫だ！お父様もお母様も一緒だ…怖いことはない――――…」


「お兄様は？――――一緒ではないのですか？」


私は家族で一緒にいられるのかと思っていたが、お兄様の様子に聞き返す。