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雷鳴の夜

第27章 親心と子心

「翔…お前のせいじゃないから」

肩に手をおいて言えば

「ちゃんと考えて…あーちゃんの事好きでしょ?」

「好きか嫌いかで言えば好きだな」

「このままじゃあーちゃんが可愛そうだから」

「わかった考えて晶さんに伝える」

「約束だからね」

俺の小指に自分の小指を絡める

「あぁ」

安心したようにそのまま眠ってしまった

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