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雷鳴の夜

第30章 自立

高校も卒業し大学も受かった

最後まで悩んでいたが心理学等を学ぶらしい

時間が空けば他にも興味がある物も

独学で勉強するかもなんて言ってる

勉強嫌いの俺には無理だ

翔は何か勉強してれば

余計な事を考えなくて済むからと

やはりまだ事故の影響があるのか…

学年があがるにつれ大学は楽しいと

一人暮らしにも慣れたから大丈夫なんて笑う

俺が心配しすぎるせいか

毎日ちゃんと家に着いたと連絡はくれる

晶と結婚した俺達に気を使うのか

こっちから声をかけないと遊びに来ない

何かと理由をつけ呼んだり

泊まりに行ったりする生活だ

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