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雷鳴の夜

第33章 縮む距離

「智も悪かったな…」

「いや…俺は別に…」

「ふん…そうだな」

意味深に笑われ他の客の相手をする

「あっ…智さん…ごめんなさい」

「ん?別に謝られるような事してないよ」

「でも…私といたから…」

「俺が翔ちゃんといたかっただけ」

「…ありがと」

「前にあの人の誘い断ったから…」

「そうだったんだ…
だから俺に絡んできたのか」

「ごめんなさい…
やっぱり私なんかといたら迷惑かけちゃう」

「迷惑なんて全然だよ
これからも一緒に飲んでよ」

「…はい…ありがとう」

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