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雷鳴の夜

第34章 送る


夜も遅くなり客が帰り出す

お代はいらないと言う松兄に

みんなお金を置いて帰る

「まーくん今日はごめんね、ありがと」

雨も小降りになってきたみたいだ

翔ちゃんが帰ろうと扉を開けたら突然の稲光

音は遠いが扉を開けたまま固まってる翔ちゃん

店にはまだ他の客もいて

松兄が送る事はできそうにない

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