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雷鳴の夜

第35章 始まる

朝目覚めれば隣にいたはずの翔ちゃんがいない

リビングに行けばキッチンで

簡単な朝食を準備してる

彼女が朝ごはんを作ってくれる

「おはよう智さん朝ごはん食べますか?」

「あっ…うん食べる」

自然と顔が緩み抱きしめたくなった

「シャワー使って下さい」

俺に気が付いた翔ちゃんに

バスルームに行くよう言われ

自分の姿を確認する

昨日そのまま寝たからかなり酷い姿

少し冷たい言い方が気になったが

おとなしくバスルームへ行く

既に洗濯されて乾いた俺の服が

綺麗に畳まれて置いてある

いったい何時に起きたのかと気になる

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