テキストサイズ

雷鳴の夜

第39章 二つの顔

「ちゃんとドライヤーしないと」

クッションに座れば後ろから

翔ちゃんがドライヤーで乾かしてくれる

風が気持ちいいのと指が髪を梳くのが心地よい

「はい!乾いた…ご飯出来てるから食べましょ」

ありがとうとおはようのキスをしようとしたのに

スルリと躱される

夜と朝の違いに戸惑いながら

用意された朝食を食べた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ