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雷鳴の夜

第15章 戸惑い

小さい頃は一緒に寝たが最近は無い

たまにからかい半分で一緒に寝るかと聞けば

やだよ〜!っと逃げていくのに

親が急に亡くなりやはり不安なんだろう

一度も泣いて無いのも気になる

「俺と一緒に寝てくれるの?」

コクンと頷く首

「じゃあ寝よっか」

手を出せば握り返す

翔までいなくならないように

しっかりと胸に抱き寄せて眠った

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