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雷鳴の夜

第16章 慟哭


夜中に目が覚め腕のなかにいない翔に気づく

慌てて部屋を見回せば遺骨の前に佇んでた

「翔?どうした?眠れないか?」

脅かさないように優しく声をかける

振り返った翔の目が揺れる

「まー…この夢…いつ覚めるの?」

言ってる意味がわからない

「翔?怖い夢みたのか?」

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