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雷鳴の夜

第16章 慟哭

慟哭する翔をしっかりと抱く

やっと泣けた事に安堵はしたが

これから大丈夫かと不安にもなる

泣きつかれて眠った翔を布団横たえ

また起き出さないか

起きた時に何かしでかさないかと不安で眠れない

翔の手が寝ながら空を切る

慌てて横に入り抱きしめれば

安心した様に規則正しい寝息

心地よい寝息に疲れてた俺もいつの間にか眠った

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